東洋医学とは

愛知県一宮市九品町にある
腰痛、肩こり、逆子、つわり、などの症状を得意とし
一人一人の体質や、症状に合わせて施術を行なっている
はやし鍼灸治療院の鈴木です。

さあ！この日がやってまいりました！
前回に続き東洋医学のことをじゃんじゃん書いていくのでお付き合いくださいね♡

早速ですが東洋医学と西洋医学の違いからいきますかね！

西洋医学は、現代医学と言われており病院など医者と言われている人たちが主です。
高度の技術での手術や薬物療法を主にしており患者さんの命を救っています。
元々は戦争で怪我をした人たちを治しもう一度戦力とさせたりする事から発展してきたもので主にヨーロッパがメインでした。

東洋医学は、古代中国で生まれた考え方で約2000年の歴史があります。
日本には7世紀頃に遣隋使や遣唐使によって日本に伝わり鎖国を経て日本独自にアレンジした東洋医学が生まれてきました。
東洋医学は、人間の身体を自然界の物事に当てはめて考えるのですが難しいですよね？
例として私の好きな言葉があります。

「人体が宇宙と似ているのを知っているか。
　生命の根源は宇宙のそれと同じだ。
　頭が丸いのは天に似ているのであり、足の方形は地をかたどる。
　天に四季があるように、人には四肢がある。
　天に五行（火，土，金，水，木）があるように、人には五臓（心，脾，肺，腎，肝）がある。
　天に六極（天地と東西南北）があるように、人には六腑（小腸，胃，大腸，膀胱，胆，三焦）
　天に十二時があり、人には十二経脈がある。
　天に二十四節気があり、人には二十四兪（体正面中央に位置する重要なツボ）がある。
　天が365度であるように、人には365の関節がある。」

少し長いですがこの言葉がとても好きで、まさに東洋医学そのもの！
こんな感じで自然界の物事に人間のからだを当てはめながら「陰」と「陽」のバランスを整えていくのです。
そのバランスが崩れるとどうなるか！
例えば
夏は暑いから熱を逃すために半袖など涼しい格好しますよね！？
でも、逆に夏なのに厚着してたらどうですか？暑すぎてとんでもないですよね（笑）
熱中症で倒れてしまいますよね。
暑い＝「陽」だから冷やしたいですよね？冷たい＝「陰」つまり「陰陽」のバランスを無意識にとっているんです！

人間やその他の生き物は自然の環境（季節）に応じた生活スタイルがあります。
冬に冬眠するのも春に向けてエネルギーを蓄えるためなんですが人間は冬眠しませんよね？
季節に応じた生活が出来ていないのでエネルギー不足のまま春を迎えます。
春は芽生えの季節というぐらいエネルギーを多く使う季節なんですね。
だから活動した時に怪我や体調不良が出やすいんですね！

このように人間って自然界に当てはまらないと生きていけないですよねー。
東洋医学の思想って繋がってくるんですよね！ホントに面白いんですよ！大好き♡
今回はここらへんにします。
次回は「気」について書きますのでお楽しみに！