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「腎」と「腎臓」

愛知県一宮市九品町にある
腰痛、肩こり、逆子、つわり、などの症状を得意とし
一人一人の体質や、症状に合わせて施術を行なっている 
はやし鍼灸治療院の鈴木です。

皆さんこんにちは!
2.3日前から物凄い豪雨でしたね!
あれだけ降られるとまだまだ梅雨なんだなと感じますよね。
急激な天候の変化、気圧の変化があるとお身体の調子どうですか?
今日も雨上がりなのでムシムシした暑い日になっていますのでしっかりと水分補給はしていきましょうね!

今回も久しぶりになりますが東洋医学の事をやっていきましょう!
今日紹介するのは「腎」です。
西洋医学での「腎臓」東洋医学での「腎臓」は別物です。

~西洋的な腎臓の働き~
体液の調節
 水分の排泄を調節し、体液量を一定に保つ
不要物質の排泄と有用物質の保持
 尿素や服用した薬の代謝物など身体にとって不必要な物の除去とアミノ酸など身体にとって必
 要な栄養分を体内に保持
ホルモンの産生と分泌
 エリスロポエチンを分泌し骨髄に働きかけ赤血球の産生を働きかける
 レニンが分泌され血圧などを調整

~東洋的な腎臓の働き~
蔵精​​​​​​
 人体の構成や生命活動を維持するために必要な精を貯蔵している
 これを「腎精」という。※腎精とは気血を作り出すのに必要なもので成長・発育に深く関係し
 ている。
主水
 全身の水の代謝に深く関係している。※この機能が弱くなると浮腫みが現れる。
納気
 呼吸は肺で主にしているが吸う時に肺の機能を補助しより深く吸えるように助けている。
 ※喘息や咳が出る方はこの機能が弱っている場合がある。

こんな感じで西洋医学と東洋医学では違いがあります。

東洋医学では腎を陰陽の根本と言います。
お身体にある陰陽のバランスを整えることで体調を整えたり今出ている症状を私たちは改善していきます。
なので鍼灸治療において陰陽はとても大切な考えです!
その根本である腎を元気にしてあげる事が重要になってくるんですね!

次回は関連するものです。
腎は身体の中、内臓なので直接見る事はできませんよね?
しかし、東洋医学では顔の色合いや耳の大きさ、目や肌の状態など全身の色々なところから臓腑の状態を確認することが出来ます!
ここが東洋医学の面白いところでもあるんですよね♡
良く占い師みたいだ!!と言われるのですが皆さんの身体が教えてくれてるんですよね(笑)

この関連する部位を見るだけでこの人ここが辛いのかなとかこんな性格なんだ!
とかも大体予想できてしまうんですよね(笑)
臓腑ごとに関連している部位が違うので覚えるのは大変ですが繋がってくると面白いですので皆さんにも
是非知っていただきたいです!
 

今回は西洋と我々東洋医学での違いと東洋医学での腎臓の主な働きについてお話させて頂きました。
日々勉強していますので皆さんのお身体の不調などありましたらお任せください。