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『起立性調節障害』と東洋医学

皆さんこんにちは!
暑い日が続いていますが体調管理は念入りにし楽しい連休を過ごしていますか?
学生は連休で部活の遠征や大会などでハードに過ごしていると思います。
水分補給や睡眠、食事をしっかりとしてこの夏を乗り越えてほしいですね!

さて、本日は学生の間で増えてきている『起立性調節障害』
という症状を東洋医学的に考えていきたいと思います。

起立性調節障害(OD)は当院でもこの春から多くのご連絡を頂いております。
10歳~16歳ぐらいに多いと言われています。
ここ数年でとても多くなった症状で学生の中では似たような症状を訴えている子も多いのではないですか?

原因
・環境や精神的なストレス
 (例 身体が辛く学校にも行きたい気持ちはあるけれど親にしつこく言われる圧迫感
・過少あるいは過剰な交感神経活動
・その他様々な因子
など様々な原因があります。

症状
・立ちくらみ、起床困難、気分不良、失神、頭痛、食欲不振、倦怠感などあります。
 (症状は午前中に強く現れ午後には軽減していく傾向があります)
・夜に目がさえて寝られず、起床時間が遅くなり、重症では昼夜逆転することもあります。
・症状は立位や座位で増強し臥位で軽減。

この症状は本人の訴えでしか確認することが出来ないので見落としやすいので要注意です!
なまけ癖があるとかサボりたいだけと思わずに本人に確かめることが大切になってきます。

鍼灸治療ではまず自律神経を整える事をやらさせて頂きます。
鍼と言っても髪の毛と同じぐらいの太さで優しい手技で治療させて頂きます。
また当院は接触鍼といって刺さない鍼をメインでやらさせて頂いておりリラックスできますのでご安心ください。

また東洋医学というものをベースに考えて治療をしています。
「起立性調節障害」の患者さんの顔色や全身の肌の色を見ると「血」が足りていないかなと思います。
東洋医学で言うと「血虚」といいます。 血が足りていないんですね~。
「血」を作り出しているのが内臓の「脾胃」になります。
内臓からしっかり整えていく事で食欲も出て、消化吸収も出来るようになります!
そうすると「血」もしっかりと作り出せるようなります!
内臓は自律神経と関係が深いのでしっかりと内臓から治療していく事が大切になってきます!

お子さんや身近にこのような症状を訴えている方がいましたらご連絡やご相談してください。
お待ちしております♪